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PHSの販売拡大に関する提案書(要約したもの) (1)減少するPHSのシェアについて ・本来デジタル機能を「売り」として開発、販売されたPHSであるが、通話料金の安 さなどから高校生を中心としたマ−ケットに普及した。 ・しかし、携帯電話の通話料金の値下げ、PHSの機能的な弱さから、高校生マ−ケッ トも徐々にPHSから携帯電話にチェンジしはじめ、PHSのシェアが減少してきて いる。 ・名古屋地区の高校生(女子)に実施したアンケ−ト結果:愛知女子、名古屋北、瑞稜 高校の女子生徒61名に持っている通信メディアについて聞いたもの。(平成10年 7月下旬に実施/一部抜粋) @いま、持っている通信メディアは何ですか?(複数回答) ポケットベル 51名 携帯電話 17名 PHS 27名 Aいままでに持っていた通信メディアは何ですか?(過去1年間に持っていて最 近持たなくなったもの/複数回答) ポケットベル 8名 携帯電話 6名 PHS 14名 B前の回答で、なぜ持つのをやめたのですか?(任意回答) ポケットベル ・携帯にかえたので、いらなくなった。(6名) ・イタベルが入るようになって、うっとおしくて。 ・親に強制的に止められた。 携帯電話 ・料金が高くなって、払えなくなったから。(4名) ・親に強制的に止められた。 PHS ・電波が入らないところが多いので、携帯にかえた。(7名) ・PHSから携帯にかける料金が高くて、ともだちが携帯にかえた から自分もかえた。 ・持っていてもあまりかけなくなった。 ・彼氏が携帯だから携帯にした。そのほうが料金が安い。(2名) ・どこかでなくしてそのままになっている。そのままにしていたら 契約解除になっていた。 CPHSについて、どこが便利で、どこが不便ですか? 便利な点 ・料金が安い。(購入時および通話料金両方) ・以前は携帯より契約がゆるかった。 ・携帯よりも小さくて軽い。(いまはそうでもない) ・携帯よりも音声がクリアだと思う。 不便な点 ・電波が入らない。(圧倒的多数) ・通話中に切れる。 ・携帯への通話料金が高い。 ・ビルの中とかでは使えないことが多い。 ・持っていてあまりメリットがない。 DPHSについてどのような機能を求めますか?どのような機能があれば購入し てもよいと思いますか?(任意回答) ・携帯やポケベル並みに電波が入ること。(多数) ・基本料金や通話料金が安くなること。(多数) ・ポケベルと合体して普通の電話からメッセ−ジ(メ−ル)が送れるよ うにしてほしい。 ・市内通話限定で、一定料金制みたいなものがあるといい。お互いに市 内エリアにいるときのみ利用できて、月々1万5千円くらいの定額料 金のようなプラン。 ・昔あったNTTの伝言ダイヤルみたいな特定の仲間同士で共有できる ような伝言ボックスサ−ビス。ポケットベルの伝言板みたいなもの。 ・ディスプレイが大きくて、以前あった電子手帳みたいにメモやスケジ ュ−ル管理ができるような機能。 (2)強化したいPHSの機能 ・一般電話、携帯電話、ポケットベルなどといかに差別化して携行通信機器としてのメ リットを出していくかがポイントとなる。 ・現状のPHSの機能をふまえて、強化および付加したい機能としては、 @双方向メディアとして Aレシ−バ−メディアとして Bその他の機能 が考えられる。 ・@の双方向メディアとして強化したい機能 1.一般電話、携帯電話との通話料金の減額化 2.一般電話の子機としての一体化 →静岡など災害(地震)対策指定地区の家庭に緊急用メディアとして配備する ・通常は一般電話の子機として使用する ・緊急時は行政からの通達、通信メディアとして機能する →現状は農協の有線やテレビなどの緊急対応プログラムが配備 →緊急時にFMを通してPHSが通信メディアとなる →災害時など中継車などの出動により緊急メディアとなる 3.トランシ−バ−機能 →エリアを限定した(例えば半径100m以内)フリ−なトランシ−バ−機能 を付加する ・使用周波数を限定し、エリア内でのマルチ回線化をはかる ・指定した周波数での複数の会話ができるようにする →既存メディアではQ2回線で普及したパ−ティ−ラインのような機 能でエリア内での任意ト−クが楽しめる →周波数を限定したグル−プでの通信ができる →任意の周波数でのアクセスにより所謂「ナンパメディア」的な若者 向けの利用方法が可能となる=フリ−ト−ク ・フリ−ト−クの最中ボタン操作により特定の2機の限定ト−クができる ようにする 4.メ−ル機能の強化 →ポケットベルと同様に一般電話からの入力送信が可能にする ・PHSの業者間の機種でのメ−ル送信、受信を可能にする ・ポケベルにはない音声メ−ル機能を付加する →留守番電話のようなメッセ−ジ録音が、例えば送信者が相手に自分 の名前や記号を送信すると、受信者はそれによって音声メッセ−ジ を聞くことができる ・Aレシ−バ−機能とPHSのジョイント 1.FMラジオとして →今後普及が見込める都市型エリア限定FM(ミニFM)に対応したレシ−バ −機能の付加 ・パ−ソナルな携帯メディアとしてFM放送がイアホンで聞ける →都市型FMとのジョイントメディアとしての機能を付加する ・PHS業者が主催または協賛するミニFMを長時間聞けるようにする ・受信しているFMに対してボタン操作によって送信(通話)できるよう にする ・ミニFMはエリア情報(イベント、ショップ、交通情報など)を中継し それを受信しているPHS端末とFM局(のパ−ソナリティ−)が通信 (会話)できるようにする →災害時にも@−2.で示したような一般電話としての子機としての緊急メディ アとして限定周波数により災害情報専用の受信メディアとしても使用できる ・この機能を拡張すると以下のような利用も可能となる 地域イベントでの案内 屋外映画での音声受信/観劇などの翻訳放送受信 交通情報の受信(首都高速などの限定エリア) 2.デジタル通信として有線放送の受信 →デジタル通信としてクリアな音声が受信できるメディアとして最新の歌謡曲 が受信できる ・FMの受信と同様にイアホンにて有線放送が行なっている歌謡曲などの 音楽放送が受信できる ・PHS端末と特定の音響メディア(MD再生器やCDラジカセ)をジョ イントすることでPHSを経由して音楽録音ができる →現在PHSで着信音の選択受信ができるが、この機能を拡張し週間 単位で最新のヒット曲が受信、録音できる ・Bその他の機能強化 1.パワ−アンテナの戦略的設置 →パワ−アンテナの機能の付加 ・パワ−アンテナの認知度を高める ・PHS業者(管理センタ−)からの無線操作により自動設定できるよう にしてPHS新機種に対応できるようにする →飲食店、商業施設などに設置を広め、設置場所をA−1.にあるエリアFMで 優先的に紹介するようにする ・パワ−アンテナ設置店舗をマップ化し、PHS販売時にエリア情報とし て配布できるようにする(設置店舗のメリット) 2.手帳機能の付加 →電子手帳的な機能のうちメモ機能、ダイアリ−機能のみ付加する ストラップの改良など携帯機能の多様化 →ストラップを長くして、首からかける、肩にかけるなどレシ−バ−機能に対 応させる →同時に形態や強度もバリエ−ションをもたせ、レシ−バ−機能を優先したイ ンカム方式なども取り入れる |
