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マルチメディアが実現するネットワーク万博 海上の森の全面的な保全と「環境万博」のテーマをより効果的に実現するためにマルチメディアを駆使したネットワーク万博を提案したい。 具体的には、 (1)2000年〜2004年までの5年間に世界中の文化・伝統・伝承・祭りなどをデータベース化する。国際連合・ユネスコ等とのジョイントにより世界事業とし、「音声と映像」のDVDデータベース化をはかる。 (2)箱ものによる建築物としての従来型パビリオンによる万博から、ネットワーク=市民参加型のヴァーチャルパビリオンへの移行。 (3)インターネットなどを利用した世界中からの万博参加。 を柱とする。とくにヴァーチャルパビリオンは環境破壊の心配がまったくないので、海上の森およびそれ以外の自然破壊を最小限にとどめられる。 |
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ヴァーチャルパビリオンとは? ヴァーチャル技術を駆使して、例えば世界的な自然=世界遺産やラムサール条約に指定された美しい自然などを、そこに行かなくても、あたかもその場所にいるかのように体験できるシステムである。 具体的には、ある空間にヴァーチャルシステムを設置したとすると、そこにいるだけで、例えば海上の森の森の中を歩いているような映像、空気の雰囲気(温度、湿度、風など)、鳥の鳴き声などの音を知覚することができる。 また、床をエア式にすれば、例えばエジプトのピラミッドを体験するとき、あたかも砂の上を歩いているような足の感覚を体験できるものである。 保全すべき自然に多くの人の足が入ることなく、その自然に限りなく近い雰囲気を再現し、体験するシステムである。 愛知万博では、海上の森を保全し、海上の森の入り口にヴァーチャルルームを開設し、来訪する人々が世界中の自然、世界遺産、文化、祭りなどを体験できる。 また、パビリオンの端末を世界の主要ポイントに開設すれば、愛知県に来ることができない世界の人々も、万博をヴァーチャル体験できることになる。 本私案にある「知多半島代替開催案」としては、知多半島にそのヴァーチャルシステムのセンターを開設すべきであるというアピールをしたい。名鉄資産のフォレストパーク跡地も候補である。 ハイテク産業のメッカはシリコンバレーであり、画像処理ではハリウッドなどが最先端である。そこで「アジアのシリコンバレー」を目指し、かつ「画像、映像処理」に特化したセンターをつくるというものである。 中部国際空港の開港もあり、知多半島がアジアのマルチメディアの拠点となれば、新たな産業振興ともなり、アジアのリーダー的な役割も担えることになる。 万博協会サイドもヴァーチャルパビリオン構想を打ち出しているが、根本的な違いはシステム全体が万博終了後も資産となることを前提に構築されること(とくに画像通信技術、データベース構築技術など)、従来の箱型パビリオンではなくヴァーチャルパビリオンが主体の世界市民参加型のネットワーク万博であること、ソフト構築に際してアジアを中心に人材を募集し、万博開催後にそれらの人材が母国に戻って技術を継承できることなどである。 |
